アメリカ、イリノイ州在住の12歳、エリック・クラーベルさんが、ギネス世界記録「最も高さのあるアイスキャンディーの構造物|tallest ice lolly (popsicle) stick structure」を達成しました。
その高さは6.157 mで、遠いところからでも認識することができます。
エリックさんは、ギネスワールドレコーズが公開している動画をみて、自分でも記録を達成したいと思ったそうです。
以前からアイスキャンディーの棒を使ってものを作っていたエリックさんは、それを活かした記録に挑戦するのがベストだと確信していたとか。
どういった構造にするかを検討したところ、土台がしっかりするピラミッド型で作るのが一番良いと考えました。 より高く作るために、頑丈な構造にすることが一番大変だったとエリックさんは言います。
挑戦で特に好きだった瞬間は、構造物から離れて全体の高さを実感したときだったそう。努力が報われたことに達成感を感じたのです。
エリックさんは、お父さんの作る制作物にインスピレーションを受け、小さいころからアイスキャンディーの棒でものを作っていたそうです。今回記録になったタワー以外にも、モーター駆動の車やボート、箱やマーブルランを作ったことがあるとか。
小さいころからエンジニアリングに興味を持っていたエリックさんは、アイスキャンディーで形を作っていましたが、2015年になると使用済みのアイテムを使ってより高度なものを作るようになりました。
その中でも特にすごいのは、アイスキャンディーの棒でできたイスで、なんと実際座ることができるのです!他にも照明や家具などが入った住宅のレプリカを木の棒だけで作ったこともあります。
10代になったエリックさんは、ギネス世界記録を達成したことで、自慢することが増えたようです。
エリックさんに、"アイスキャンディーの棒で何かを作ってみたい人にアドバイスを"と聞くと、アイスキャンディーの棒はただの木製の棒ですが、努力をして正しく組み立てていけば、信じられないものが作れると答えました。記録達成、おめでとうございます!