ガイドラインについて

ギネスワールドレコーズで管理している全ての記録タイトルには、特定のガイドラインが存在します。そこには、記録に挑戦する際に従わなければならないルールや、提出しなければいけない証拠物などについて記載されています。 ガイドラインは、記録が標準化可能証明可能であるためのものです。そのため、記録挑戦の具体的な方法や、記録達成を証明するために提出しなければならないものが記載されています。

ガイドラインは、記録に挑戦する前に熟読する必要があります。さらに、ガイドラインを補助する証拠物のガイドでは、記録挑戦を証明する証拠物についてさらに詳しい情報が記載されています。

あなたが受け取るガイドラインは、挑戦する記録タイトル特有のものです。ギネス世界記録タイトル保持者になるには、まずガイドラインに記載された全てのルールに従い、指定された全ての証拠物を提出する必要があります。

ガイドラインの保管場所

ガイドラインは、申請ページに保管されています。現在の記録タイトルの下、現在の記録の上にあるリンクにクリックしてください。

ガイドラインの保管場所

ガイドラインの構成について

ガイドラインは、5つの段落で構成されています:

1. 法律上の注意事項

ガイドラインの冒頭には、法律上の注意事項が記載されています。記録挑戦をする前に熟読し、内容をよく理解してください。下記は記載文の一部です。

この法律上の注意事項は、あなたの記録挑戦において考慮すべき事柄や取り組みのガイドで、記録挑戦の成功を検証するための証拠物について記載されている証拠物のガイドと併用するものです。これらのガイドラインは、記録に参加する者全て(参加者、主催者、証人を含む)が熟読し内容を理解する必要があります。

これらのガイドラインはあなたの挑戦に特定したものとなっており、必ず従わなければなりません。これらのガイドラインに従わなかった場合、あなたの記録挑戦は失格となり、抗議の権利も与えられません。

また、これらのガイドラインは安全に対するアドバイスは提供しておらず、記録挑戦はリスクがないと安心を与えるものと解釈することはできません。

ギネスワールドレコーズ(以下 ”GWR”)は、いかなる記録挑戦においても参加者または見物人の安全の責務を負うことはありません。以下は、挑戦者の責任で行う必要があります:(a) 全ての予防措置がなされ、使用される装置が適切であることを確認し、記録挑戦前に装置の点検を確実に行うこと、(b) 安全衛生法やその他法律・条令に準じていること。

GWRが運用していないウェブサイトを使用してオンライン記録に挑戦する場合、そのプラットフォームにおけるコンテンツおよび技術的問題を含むいかなる事象について、GWRはその責任を負いません。

記録挑戦を酒類ブランドと計画している場合、GWRより書面による明示的な許諾を請求してください。許諾がない場合、あなたの記録は承認されません。GWRへの許諾の請求は、オンライン申請の「申請の詳細」ページ下部にある「問い合わせる」から行ってください。

あなたが飲酒を伴うオンライン記録挑戦を企画している場合、以下の追加条件も満たさなければなりません:

  • 記録挑戦を行うプラットフォームに責任ある飲酒についてのメッセージを含めること。
  • 年齢制限、ターゲティング、アファメーション技術を使用すること。利用可能な場合、アクセスを成年以上のみに限定すること。
  • 記録挑戦の告知が、未成年者に訴えかけないこと。また、責任のない飲酒、攻撃的行動、参加者にアルコール飲料の摂取を促さないこと。

上記のガイダンスは法律上の助言を構成するものではなく、GWRに対する契約上の義務を消失・希釈化するものではありません。

あなたの証拠物を審査した結果、上記のいずれかの措置に遵守していないことが発覚した場合、GWRは記録挑戦を失格とする権限を有しています。

最後に、これらのガイドラインはあなたの記録挑戦を許諾するものではありません。ギネス世界記録によって認可されたとみなされる記録挑戦は、挑戦者が記録挑戦に関わる標準契約書に署名した場合のみです。

2. 記録の定義

これは次の4つの事項が定められています:

  • この記録がもたらすもの
  • この記録に挑戦できる者
  • この記録の測定方法
  • 記録の主題の定義方法

以下は、記録定義の例です(1分間で縄跳びをした最多回数):

記録の定義

  • これは、1分間で縄跳びをした最多回数の記録です。
  • これは個人が挑戦する記録です。
  • この記録は、1分間の間に縄跳びを跳んだ回数を数えることで計測されます。

3. 記録のガイドライン

この項は、あなたが挑戦する記録に対して定められたルールのリスト、記録挑戦の方法についてが記載されています。更なるルールは次のカテゴリーのガイドラインに記載されているのでご注意ください。ルールは箇条書きになっていますが、優先順位はなく、全てのルールに従わなければなりません。

1分間で縄跳びをした最多回数のルール

  1. 縄跳びに使用する縄の長さや素材は、縄跳びの基準に沿っているものが使用可能です。
  2. 記録は平らで(ばねなどで)跳ねない地面で行う必要があります。
  3. ギネスワールドレコーズは、電子式または機械式のカウント装置を使用して、縄跳びの回数を計測することを推奨します。その装置は記録挑戦前にギネスワールドレコーズによって認められる必要があります。カウント装置がない場合、縄跳びの回数は2人の監視人によって計測する必要があります。証拠物の1つとして、各監査人からの証明書を提出する必要があります。
  4. 縄跳びは、360度の回転で1回と数えられます。挑戦者が縄跳びにいかなる形で失敗した場合(例:縄を飛ばしてしまう、縄を止めてしまう、等)、それは縄跳びの回数として数えられません。
また、ガイドラインの図1、図2等は、ガイドライン下部に記載されています。

4. カテゴリー・ガイドライン

カテゴリー・ガイドラインは、そのフォーマットに属するルールおよび証拠物が記載されています。(例:1分間で行う挑戦に定められているルールや、大きな食物の記録に対する標準ルールや証拠物など)

ここには全ての要点と全ての証拠物要件が記載されていて、あなたが挑戦する記録タイトルに特定されたルールのみが記載されている記録ガイドラインとは違うものです。

カテゴリー・ガイドラインは、3項に分かれています:

  1. タイトル

    カテゴリー・ガイドラインのタイトルでは、記録のフォーマットを指します。例として、以下の様な記載がされています。

    全ての「最大の製造物」に関わる記録に適応されるルール

  2. カテゴリーのルール

    その下に、「次の全てのルールに従ってください」という記載があります。この部分に記載されているガイドラインのポイントおよびルールは、同様のフォーマットの記録タイトル全てに適応されるものです。これらのポイントはa. b. c. の順にリスト表示されます。例:

    Category rules
  3. 証拠物

    その次に、「次の証拠物を提出してください」の文章で始まる、証拠物の項が記載されています。

    あなたの記録挑戦を審査するに必要な証拠物が、箇条書きで記載されており、下線が引かれています。なお、これら証拠物は、チェックリストにも記載されています。

    証拠物の例:

    Evidence

    また、証拠物のガイドへの参照も記載されています。このガイドは、証拠物に関する詳細が記載された重要な書類です(例:証人と認められる人の情報)。証人の陳述書を作成する際のテンプレートなども添付されています。

5. 証拠物チェックリスト

ガイドラインの最終項は、証拠物のチェックリストです。ここでは、ギネスワールドレコーズが必要とする資料のチェックリストが記載されています。各資料の情報はカテゴリー・ガイドラインに、詳細は「証拠物のガイド」をご確認ください。審査のために証拠物を提出する前に、チェックリストに記載された全ての資料を手配してください。証拠物が 不完全な場合、記録審査に滞りが発生したり、記録挑戦が失格になる恐れがあります。

Evidence checklist

ガイドラインを印刷する方法

画面の右上に、ガイドラインをPDFに変換するためのボタンが表示されています。これを押すと、印刷可能なファイルが作成されます。このガイドラインは、記録挑戦および審査に関わる全ての人(証人等)によって読まれなければならないため、配布のために印刷する場合は、この機能を使用してください。

Save PDF

証拠物のガイド

あなたの記録挑戦を審査するために必要な証拠物についての詳細は、証拠物のガイドをご確認ください。また、カバーレター、陳述書、ログブック等のテンプレートも添付されています。

ガイドラインについて質問がある場合

ガイドラインについて質問がある場合は、オンライン申請ページより、記録管理チームに直接お伺いください。