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アメリカ在住のドワン・ジェイコブセン・ヤングさんが、ギネス世界記録「最高齢の水上スキーヤー(女性)|oldest waterskier (female)」に認定されました。認定時の年齢は、92歳99日でした。

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ドワンさんが水上スキーを始めたのは1961年で、当時の彼女の年齢は29歳でした。ユタ州のベアレイクにキャビンを購入したときに、そのエリアで流行っていたのが水上スキーだったのです。

その楽しさに自分も参加したいと思い、試すことにしました。それから現在に至って、水上スキーをやり続けているのです。

夏になると、ドワンさん一家は湖で時間をとるようにしています。そして悪天候にならない限り、水上スキーをするそうです。

ドワンさんによると、水上スキーに慣れてしまうと、それが自分の一部のようになってくると言います。 

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水上スキーに出る前は、いつもわくわくするんです。そしていざ始まると、気分は爽快になります。

ドワンさんは、2本のスキーを使って覚えました。

練習に練習を重ねて、ようやくスラーロムをこなせるようになったときの記憶は、今でも忘れがたいと言います。

いくら水上スキーが楽しくても、なるべく安全に行いたいもの。ドワンさんは湖のコンディションが悪くなったら中断し、船の後ろを横断するときは特に注意しています。

昔は比較的温かい湖(パウエル湖やミード湖など)にも行っていたドワンさんですが、今はベアレイクのみで活動しています。しかし、もし世界のどこで一番水上スキーをしてみたいかと聞くと、「スイスのレマン湖」と答えました。

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ドワンさんは、自身の子ども、孫、ひ孫とも水上スキーを楽しみます。彼らもギネス世界記録認定のニュースを喜んでいるとか。

私の友人は驚いていますが、私の家族は「最高だ」と思ってくれています。

実は、ギネス世界記録の発表は、クリスマスのパーティーにおいて、ドワンさんのひ孫がサプライズとして用意したもの。ドワンさんは、世界記録に認定されたことを、そのときも、そして今もなお信じられないと言います。

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ドワンさんは、これからも水上スキーができるような健康状態を維持したいと言います。

「人生を思い切り楽しむための体を持てたのは幸いでした」 

愛情深い親のもとで育ち、最高の夫に出会い、最高の家族に恵まれました。

ドワンさんは、水上スキーを通じて、設定した目標をあきらめないことを学んだそうです。もし水上スキーに興味があるなら、すでにやっている友人を見つけて、いいボートとスキーが調達できる環境を探して、ゆっくり教えてくれる人を見つけることが大事だと言います。

「高年齢になったからと言って、新しいスポーツに手を出すことに恐れる必要はありません。あなたが思っている以上に、あなたの能力は高いんですよ」

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