split image of Katarzyna in ice box

ポーランドのカタジナ・ヤクボフスカさんが、氷に身を包んで3時間6分45秒耐え続け、ギネス世界記録「全身を氷に密着させた最長時間(女性)|longest duration full body contact with ice (female)」を達成しました。

デザイナーのカタジナさんは、自身がどれだけ寒い環境に耐えられるか試すため、そしてより多くの女性がこの記録に挑戦するようにと、氷の中に身を包みました。

「女性には秘めた力があると信じています。だから自分自身でも、やろうと思ったことを実現することができることを証明したかったんです」と彼女は言いました。

挑戦前、カタジナさんはあらゆる検査を受け、健康に大きな悪影響を及ぼさないことを確認しました。また、事前に行った3回の練習では、体温のモニタリングを行い、推移を確認しました。

挑戦中は特に痛みや不快感を味わうことは無かったと言うカタジナさん。寒さを感じないどころか、氷の中でも温かみを感じるほどだったとか。

Katarzyna standing in ice box

「挑戦で一番危なかった時間帯は、挑戦の中盤、観客が怖がっていたのを見てしまったときです。その前にも、体温を上げるために体が震えることについては説明していたのですが、それでも心配してしまったようでした」

安全を期するため、挑戦中には何度もカタジナさんの体温と意識を確認し、挑戦継続の可否を判断しました。

Katarzyna shouting in ice box

見事ギネス世界記録を達成したカタジナさん。今後も氷にまつわるギネス世界記録に挑戦し、今後は男性を上回るような記録をも目指していきたいと言います。

「私は普通の女性です。ですが、こうやって記録を更新して、他の女性にも挑戦を促すことを夢見てきました。色んなハードルを乗り越えて記録を達成したことに、とても満足しています。他の人たちも、夢を見ることを恐れずに、願いを叶えてほしいです」