3月8日は国際女性デー（International Woman’s Day）。国連が定めたこの記念日は、1904年アメリカで、女性労働者が政治に参加できるようにとデモを起こした事がきっかけになっています。
世界中の女性が平等に社会に参加できるようにと制定されたこの記念日を祝し、昨年2018年に女性によって、達成されたギネス世界記録をいくつか振り返ります。
最大の波に乗った女性サーファー
ブラジル出身の女性サーファー、マヤ・ガベイラさんは2018年1月18日、ポルトガル・ナザレのプライア・ド・ノルテで20.72 mの巨大な波に乗ることに成功。波の大きさは、なんと通常のマンションの7階分相当！
2013年に同じナザレで溺れかけたことのあるガベイラさん。その恐怖を克服しての記録達成でした。
恐るべき高さの波を制覇するガベイラさんをとらえた、迫力の映像をご覧ください！
100フィートの距離をけん引した車両の最大重量（女性）
「Heaviest vehicle pulled over 100 ft – female」の記録保持者となったのは、オーストラリアのナーディア・スタイルズさん。11.355 kg以上の重たい車体を30.48 m以上、自力で引っぱったのです。1トンは5キロの米袋200袋分……と言うことは、11トンは2,200袋分！何という重さなのでしょうか。
ナーディアさんがこの記録に挑んだのには理由があります。それは、暴力を受けている子供や女性をサポートするための寄付集めのため。集まった資金3,500ドルは、男性による女性・少女に対する暴力を止めるために活動しているWhite Ribbon Foundationと、暴力を受けているな子どもなどに対するチャリティ団体Barnados Australiaに寄付しました。
最も大きな編み針
ギネス世界記録「最も大きな編み針｜Largest knitting needles」に認定されたのは、イギリスのエイザベス・ボンドさん。その長さはなんと 4.42 m もあります。
ノスタルジックな美しい英国の風景の中に、記録認定された編み針を「担いで」登場するボンドさん。百聞は一見に如かずとはまさにこの事ーーぜひ動画でチェックしてみてください！
就学していた美大最後のプロジェクトとして挑んだ彼女の挑戦。書籍『ギネス世界記録2019』の発表と共に紹介され、瞬く間に話題になりました。
最高齢のプロフェッショナルクラブDJ
DJ Sumirockこと岩室純子さんは去年、「Oldest professional club DJ」に認定され、全世界で話題になりました。
77歳のころにDJの学校に通いはじめ、今では自身が営む中華レストランで料理に加え、月に1,2回、国内外のクラブでDJをされています。
彼女のインタビューが紹介された映像もぜひチェックしてください。淡々とやさしい口調での語りながら、自分のやりたいことを貫くその心意気に敬服してしまいます。彼女の言葉に力づけられること間違いありません！
