
世界記録で
地元を盛り上げよう。
ギネス世界記録への挑戦が、
町おこしの大きなヒントに。
日本各地で地域活性化が大きな課題となっています。各自治体のみなさんも、地域を盛り上げるためにさまざまな施策に取り組んでいることと思います。地元の特産物をアピールしたり、その地域ならではのイベントを主催したり、また住民が一体となって行う伝統行事など、その方法はいろいろです。
その施策に「ギネス世界記録への挑戦」というアイデアを加えることで、イベントはより華やかになります。そして、より多くの人が集まるだけでなく、住民の方に忘れられない体験を生み出すことができます。地域が元気だと、日本全体も元気になる。世界一を目指すというチャレンジが人と人をつなぐ架 け橋となり、その地域でしかできない新しい文化をつくる土台にもなるはずです。
誰でも企画できる。
地元愛があれば。
ギネス世界記録というと、個人記録だったり企業のプロモーションで活用されていることが知られていますが、実は数多くの自治体でも活用されています。商工会議所、青年会議所や青年部や青年団、役所の職員、そして町内会の方など、さまざまな方が発起人となってギネス世界記録で町おこしを工夫され ています。地元を盛り上げたい。その思いがある人はぜひギネス世界記録にお声がけください。
商工会議所
青年団/青年部
役所
町内会
学校
では、日本中の自治体でどんな挑戦が行われてきたのかをご紹介しましょう。
住民のみんなで挑戦する。
世代を超えて住民同士の絆を深めたい。そんな思いにも、ギネス世界記録が役に立ちます。住民みんなが同じ目標に向かってチャレンジすることで、他にはない一体感を生み出すとともに、かけがえのない思い出づくりにもなります。
卒業記念に、最高の思い出を。
1時間に植えた花の球根の最多数
鹿児島県和泊町
コロナ禍で各種イベントが中止になるなか、今年学校を卒業する子どもたちの思い出をつくりたいと、和泊町連合青年団がギネス世界記録への挑戦を企画しました。子どもたちや町民のみなさんが協力しあい、和泊町の町花であるユリの球根を15,690個植えることで世界記録を達成。離島のハンデがあっても乗り越えられる、やればできるというメッセージが深く刻まれたイベントとなりました。
<ケーススタディ>
和泊町連合青年団 様[1時間に植えた花の球根の最多数]詳細
子どもたちの笑顔をむすぶイベント。
オンラインで同時におにぎりを作った最多人数
大阪府
子どもたちの前向きに生きる力を養いたいという思いから、ギネス世界記録に挑戦。当初はリアルでの開催を予定していましたがコロナ禍の影響でオンラインでの挑戦になりました。大阪府内の子どもたちがおにぎりをつくる様子をZOOMでつなぎ、地上波やYoutubeでライブ配信。記録達成の瞬間には、スタジオの32台のスクリーンに1,022人の子どもたちの笑顔があふれ、距離を超えたつながりが生まれました。
<ケーススタディ>
OSAKA MEIKAN(大阪府公民連携プロジェクト) 様[オンラインで同時におにぎりを作った最多人数]詳細
美しい雪景色を、一人ひとりの心の中に。
雪合戦の最大のオンラインビデオチェーン
北海道美唄町
美しい雪景色が広がる北海道美唄市。コロナ禍で家族や友達と会えないことが続くなか、その距離を縮め一生の思い出をつくりたいという思いからのオンライン挑戦でした。LINEに投稿された雪合戦の様子をつなぐことで、世界最大の雪合戦のオンラインビデオチェーンを実現。実際に集まれなくても、多くの方の声を集めることができまし た。子供たちにとっても冬になるたびに思い出す特別な体験となったようです。
<ケーススタディ>
美唄観光物産協会 様[雪合戦の最大のオンラインビデオチェーン]詳細
地域の魅力を世界に発信する。
特産物や工芸品、観光名所、自然の風景など、あなたの地域でもアピールしたい特色があるはずです。ギネス世界記録なら、その魅力を最大限に引き出すことができます。そして、世界中に発信することができます。
この星空の美しさを、知ってほしい。
折り紙で作った星の最多展示数
長野県阿智村
満天の星空が美しい長野県阿智村は、コロナの早期終息とこの星空が輝き続けることを願い「折り紙で作った星の最多展示数」に挑戦しました。阿智村が世界記録を達成するのは「同時に天体観測を行った最多人数」に続いて2回目。今回はコロナ禍ということで感染症対策を万全にし、参加人数を限定して行われました。44,136個の星で埋め尽くされたディスプレイはローカル番組でも放映され、PR効果にも 大きく貢献しました。
<ケーススタディ>
長野県阿智村 様[折り紙でつくった星の最多展示数]詳細
レモンと自転車。尾道の魅力再発見。
地域の魅力を伝える記録挑戦イベント
広島県尾道市
せとうちエリアの魅力を発信するイベント“せとうちパレットプロジェクト”にて、「1分間に自転車を漕いで発電した最大電力量」など、地元の特産品である瀬戸内レモンや人気アクティビティのサイクリングにちなんださまざまな世界記録に挑戦。住民どうしの絆が深まったのはもちろん、多くの人々に尾道の新たな魅力に触れてもらえたイベントとなりました。
<ケーススタディ>
せとうちパレットプロジェクトJR西日本 様[地域の魅力を伝える記録挑戦イベント]詳細
恒例のイベントを特別にする。
伝統行事やお祭りなど地元の恒例イベントも、ギネス世界記録への挑戦を加えることでさらにパワーアップ。観光客の増加が期待できるとともに、地元の人たちの深い郷土愛をつくることにつながります。
日本一から世界一へ。見たことのない芋煮。
8時間で最も多く提供されたスープ
山形県山形市
30回目を迎えた日本一の“芋煮会フェスティバル”。「日本一から世界一へ」をテーマに、山形の食文化を国内外に知ってもらおうとギネス世界記録に挑戦しました。食材から調理器具である巨大な鍋の調達まで、数々の難関を一つひとつ乗り越え、挑戦当日は12,695名に芋煮が手渡されました。他県はもちろん海外からも多くの方が参加した大イベントとなりました。
<ケーススタディ>
芋煮会フェスティバル 様[8時間で最も多く提供されたスープ]詳細
行田市の名前を全国区にした記録。
世界最大の田んぼアート
埼玉県行田市
2011年に行田市の田んぼアートが面積日本一になった際に、どうせなら世界一を目指そうと“田んぼアートづくり体験事業推進協議会”の小林乙三さんの発案でギネス世界記録に挑戦することに。2015年に見事認定されました。認知度も飛躍的に向上し、次の年には田植えの申し込みが殺到。稲刈りの様子がNHKのニュースに取り上げられるなど、行田市の知名度が全国区になるきっかけとなりました。
<ケーススタディ>
埼玉県行田市 様[最大の田んぼアート]詳細
伝統行事が、地元愛あふれるイベントに。
世界最大の傘祭り
鳥取県鳥取市
50回目を迎えた“鳥取しゃんしゃん祭り”にて、伝統的な因幡の傘踊りから考案された“しゃんしゃん傘踊り”でギネス世界記録に挑戦することに。挑戦を発表するとメディアから問い合わせが殺到。帰省する人も大幅に増え、来場者は推定21万人にものぼり大盛況となりました。ストーリー性とインパクトが地元をひとつにする。鳥取市の挑戦から、町おこしの本質が見えてきそうです。
<ケーススタディ>
鳥取県鳥取市 様[最大の傘踊り]詳細
記憶に残る周年行事をつくる。
周年イベントは、その地域の魅力やメッセージを多くの人に知ってもらう絶好の機会です。10年、50年、100年といった大切な区切りに、住民のみなさんが同じ思いを共有することができるのも、ギネス世界記録ならではの体験です。
100周年を祝う、100万本のばらのまち。
同時にブーケを贈り受け取った最多ペア数
広島県福山市
戦後、人々の安らぎを取り戻すために1000本のばらの苗を植え“100万本のばらのまち”を目指して活動し続けている広島県福山市。この思いを伝えるために、100周年の節目に「同時にブーケを贈り受け取った最多ペア数」という記録で世界記録に挑戦しました。539組にのぼるペアが、心温まる言葉を交わし合い、幸せな香りに包まれた周年行事となりました。
<ケーススタディ>
広島県福山市 様[同時にブーケを贈り受け取った最多ペア数]詳細
あなたの町にも「世界一」があるはず。
自治体が地元活性化や町おこしのためにギネス世界記録に挑戦した例は、ほかにもたくさんあります。いずれも、その地域の特産物やそこでしか見られない景色など、地域の特色をテーマにしていますが、共通しているのは「地元に対する思い」です。
地域を元気にしたい、世代を超えて住民同士の絆を深めたい、町の魅力を多くの人に知ってもらいたい、子どもたちが自慢できる町にしたい。そんな思いをもとに住民がひとつになって同じ目標に向かってチャレンジできるのが、ギネス世界記録です。あなたの町にもきっと世界中にアピールできる何かがある はずです。地元の魅力を再発見するいい機会でもあります。ぜひ、あなたの町をもう一度見直してみてください。
まずは、はじめてみましょう。
誰でも世界記録を申請するのは初めてのこと。
法人・団体のお客さまが、安心して記録に挑戦できるように、
ギネス世界記録のご利用方法やメリット、Q&Aなどをまとめた 「ギネス世界記録スターターキット」をご用意しました。
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