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アメリカ、テネシー州のウィンチェスター在住のブランドン・ベリッジさんが、ギネス世界記録「最も背の高い消防士|tallest firefighter」に認定されました。 

ブランドンさんの父親は185.42 cm、母親は180.34 cm、兄弟は190.5 cm。しかし本人の身長は211.266 cmもあるのです! 

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ブランドンさんが消防士に興味を持ったのは2015年のこと。消防士をしている親戚の話を聞いたのがきっかけだったそうです。 

そして2016年3月に、タラホーマ消防署に配属となりました。

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それから数年かけて、ブランドンさんは近隣の消防署などの関係を深めてきました。 

大きな消防の家族です。ひとり個人より大きな存在の一部でありたかったし、全てはより良い社会のために、みんなで力を合わせてやってきました。

世界のどこにいても、消防士は仲間がいて、必要なときに助けてくれます。そして互いのことを尊敬し合っているんです。

しかし、高身長であることは、必ずしも消防士の任務が楽になるとは限らないそう。狭い場所での任務は大きなハードルなのだとブランドンさんは言います。

一方で、アラームの設置や高い場所における火災の確認、平均的な身長では届かない場所で起きた問題への対処は、彼の得意分野だとか。

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プライベートでのハードルは、身長に合った服を見つけることだとか。服も靴も、ほとんどは特注しないといけないそうです。その他にも、車に乗り込んだり、扉をくぐったり、シーリングファンをよけたりするのが大変だと言います。

そしてブランドンさんが最も大切にしているのは、彼の奥さん。ちなみに身長は149.86 cmで、相当の身長差があります。 

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狭い場所や低い場所に用があるときは、奥さんに助けてもらうそうです。

ブランドンさんは日頃から窮屈に感じることがあるそうですが、ときがたつにつれ、その特徴を個性として受け入れられるようになったそうです。

世界は背の高い人に向けた設計はされていないかもしれませんが、背が高いことによって輝ける場所があります。自分が楽しめることを探してそれを実行するべきだと思います。挑戦は受け入れて、克服する。そうすれば身長も有利になることがあるんです。