南アフリカ、ヨハネスブルグで、ドーナツのタワーのギネス世界記録が達成されました。
ユダヤ教の行事、ハヌカーを記念して挑戦した記録タイトルは「最も高さのあるドーナツの積み重ね｜tallest stack of doughnuts」。なんと3,100ものドーナツを使い、高さ152 cm のタワーを作り上げました。
この巨大なドーナツの"建造物"を作るために、複数のソフトウェアを用いて構造健全性を確保。積み重ねていってもドーナツが崩れてこないような、緻密な計算がされているのです。
より良いタワーを作るため、主催者は構造技術者や建築家の提案をも受けたのだとか！
検討の結果、ピラミッド型のデザインが採用されました。高さと安定さのバランスを鑑みると、この形状がベストだったそうです。
実際の積み重ね作業は複数人で手分けして行われ、朝の9時から夕方の4時までかかったそうです。タワーが完成し、測量士が高さを計測された後、ドーナツの一部はイベント参加者に配られました。
そして残りのドーナツはチャリティー団体「The Jewish Helping Hand」および「Yad Aharon」に寄付されました。
この挑戦を担当したアシスタント・ラビのKasriel Kayさんによると、ハヌカーとドーナツには関係性があると言います。
ハヌカーは、光が暗闇に、そして善が悪に勝った事を記念して行われる8日間の行事です。行事中は、夜中にロウソクを灯し、油で調理されたものを食べます。ドーナツも伝統的なハヌカー食のひとつです。
