マイク・マーフィーという人物をご存知でしょうか?
この男は、80年代後半、ボブ・ウーレイと最初の「エア・チェアー」を開発した人物です。彼が、この度、ギネス世界記録「最も高い着席式の水中翼船(ハイドロフォイル)|Tallest sit-down hydrofoil ridden」を破りました。
彼が記録を出したのは、アメリカ・カリフォルニアのロングビーチにおいてのことで、彼の腰掛けた水中翼船は、3.42メートルという高さ上空にまで達したのでした。
彼が実証してみせてくれたのは、同機の翼で水をかき割り、約30メートル(100フィート))を進み、この水中翼船が使用可能である、ということだったのです。
水中翼船を構成するのは、長いフィンです。このふぃンは、座座席のボードの下に取り付けられたもの。そして水中翼船は、モーションの間、水面からシートを離すのです。
一般的な水中翼船の翼は、約3フィート長。ですが、マイクさんが考案したのは、これよりも8フィート長い革新的なものだったのです。
彼の記録申請において、マーフィーは語ってくれました。「僕はウォータースポーツの限界を超えられるようにチャレンジを続けてきたんだ。今回の挑戦は、その延長戦上にあるでしかないんだよ」。
ちなみに、マイクさんの前の記録保持者は、3.28mという記録を出したウィリアム・ブレアさん(英国)。
また、この水中翼船(ハイドロフォイル)の別の記録「水中翼船でのジャンプ(Highest jump on a hydrofoil)」は、2004年8月1日にビリー・ロッシーニ(アメリカ)によって出された記録で、7.01mをマークしています。