存命する最高齢の女性として、ギネス世界記録に認定されている大川ミサヲさんが、117回めの誕生日を迎えました。高い平均寿命で知られる日本人女性を代表する彼女、今も元気に幸せな暮らしをしています。

「存命中の最長寿の女性(Oldest Person Living)」でギネス世界記録に認定されている大川ミサヲさん(189835日生まれ)が、117回目の誕生日を迎えました。ミサヲさんは、117年間は決して長い時間ではないこと、今幸せであること、長寿の秘密は美味しいもの食べてゆっくり寝ること、であると語ってくれました。彼女の好物は、鯖寿司だそうです。彼女が現在の記録タイトルに認定されたのは、20136月。故・木村次郎右衛門の他界後、彼女が認定されることになったのでした。

 

彼女は1919年に結婚し、3人の子供、娘ふたりと息子ひとりをもうけました。彼女の夫が亡くなったのは1931年。以降、大阪へと戻り、子供たちと孫たち、ひ孫たちに囲まれて暮らしてきました。大川ミサヲさんは、3世紀をまたがり生きてきており、社会的、技術的進歩を目撃してきました。


Misao Okawa portrait

 

ちなみに、アメリカは100歳以上の人が最も多い国として知られておりますが、日本にも100歳以上の人たちは、51,376人がいて、うち44,842人が女性であると数えられています。そして、これまでの最高齢は、122164日生きたフランスのジャンヌ・カルマンさんです。

 

それにしても大川さん、人類として祝するべき壮大な記録を保持しながらも、彼女自身が毎日を幸せそうに生きているという言葉に大きな勇気をもらえますね。大川さん、117歳、おめでとうございます!!