東日本大震災から約4年という時が流れました。この歳月を経て、ドイツ出身のベルンド・ケストラー氏が立ち上げた「 Knit for Japan 」が作り上げたかぎ針編みブランケットが、ギネス世界記録に認定されることになりました。その記録名は、「最大のかぎ針編みブランケット(Largest crochet blanket)」です。

東日本大震災から約4年という時が流れました。

この歳月を経て、
「 Knit for Japan 」が作り上げたかぎ針編みブランケットが、
ギネス世界記録に認定されることになりました。

その記録名は、
「最大のかぎ針編みブランケット(Largest crochet blanket)」
記録は、写真にある通りの巨大なブランケットを編み上げた結果達成される記録です。
 
この記録達成の立役者となったのが、ひとりの人物でした。

その人物こそが、
震災後、被災された東北の方々をニットで支援しようと
「Knit For Japan」を立ち上げたドイツ出身のニット作家であるケストラー氏。

彼は、被災者に少しでも暖かい冬を過ごしてもらおうと、
世界中のニッターたちにかぎ針編みの提供を呼びかけたのです。

10ヶ国にも及ぶ国々から11,000枚以上に及ぶ手作りのグラニースクエア(モチーフ編み)が集まり、
2014年9月20日にそれらを一つ一つつなぎ合わせて出来たブランケットは、測量士により計測されました。

結果、クウェートで達成された前記録の「306.2 m²」を超えた
「464.64 m²」の巨大ブランケットが誕生したのです!!

想いのこもったブランケットには、
編んだ人々の個性を映し出す様々なパターンと色が彩られていました。
 

そして、素敵なのが、記録達成後のブランケットの行方です。

測定終了後、ブランケットは2m×1mにサイズになおされ、、
宮城県石巻の仮設住宅に住む人々に贈呈された、そうなのです。

素晴らしい記録の達成、本当におめでとうございます!!


KnitForJapan_overall

世界一の大きさのニットは体育館がいっぱいになります。


KnitForJapanPhotoParticipants

真剣な表情で編み物をしています。世界一を目指す道のり、胸には、どんな想いが浮かんでいるのでしょう。


KnitForJapanPhotoCompleted

今回の仕掛け人であるケストラーさんを囲んで、参加者が喜びの記念写真。