イギリスのハンプチャー州にあるシックスフォームカレッジの生徒たちが
新しいギネス世界記録を樹立しました。
本記録は第1次世界大戦開戦100周年に行われた記録で
その記録名は、
『最多人数の人間で象った花( Largest human flower )』
となります。
この記録挑戦に参加したのは、
地域の老若男女とファーンバラのシックスフォームカレッジの生徒たちで、
カタチにしたのは、第一次世界大戦の
戦死者追悼のシンボルであるポピーの花でした。
この人間型のポピーをカタチづくり、
記録になったその人数は、 2,250人。
そして、この美しい色の花を描き出したのは、
彼らがまとっている色のついた防水のポンチョでした。
この記録挑戦は、英国在郷軍人会の支援のもとで、
第1次世界大戦開戦100周年の追悼行事として行われた。
そして、彼らは認定に必要な5分間、花の形を保つことに成功し、
イギリスのチェシャー州のキリスト教大学で2012年に
樹立された60人で形作った花という前ギネス世界記録を
見事に打ち破ることになったのでした。
参加者の中には、英国在郷軍人会の代表者らと共に
看守や軍隊などから、75人の軍人も参加していました。
そして、この記録に参加した人々の多くが、英国在郷軍人会基金に募金、
そこで集められた募金は、予想を上回る数千ポンドにも達したのです。
地域関係学のオーソリティーであるクリスティン・ユースタスは、
「この記録挑戦には0歳から90歳までと、あらゆる世代の人々が関わり、
地域全体をシンボライズした地域活性の成果となった」と語った。
しかし、この記録挑戦を企画した主催者は語ります。
「我々はただ記録に目をつけただけです。
だから本当に驚きです。
我々が始めたときには、大変な抗議があったのですからね」と。
二度と悲劇が繰り返されないように、
こうした追悼イベントが行われることの大切さを忘れないようにしなければいけませんね。
[編集部 マホ]