綱引き大会に、何人集まるの?
世界中で行なわれている催しのひとつに綱引きがあります。参加したことがある人なら、誰もが知っているあの興奮とあの一体感。
シンプルながら、心をひとつにみんなで汗をかける最高の競技(?)ですよね。
さて、この綱引きのギネス世界記録に関して、インドから記録が生まれました。日本語で記録名を表現するなら「最大の綱引きトーナメント」ということになります。
ポイントは、綱引き自体をみんなで行なった人数ということではなくて、綱引きの大会に参加した人数で競われるところでしょうか。
綱引き自体となると、様々な要素を考えて、「さすがに大変!」と諦めていた方もいたかもしれませんが、この記録挑戦のスタイルなら「できるかも!」と思ってもらえるかもしれませんね。
さて、では、今回達成された記録、どんな記録か?その詳細を見てみましょう。
- 記録名: Largest tug of war tournament(最大の綱引きトーナメント)
- 記録: 4,672人
- 記録保持者: District Administration Bharuch, India
- 挑戦日: 2016年1月11日-1月12日
- 記録のタイプ:町おこしの記録, 綱引きの記録
同イベントは、毎年行なわれているスポーツフェスティバルである「 Khel Mahakumbh 」の中のひとつの試みとして行なわれたものです。このイベント自体の質としては、インドの町おこしといったところで、グジャラート州のバルーチ市の地域行政が主催したものなので、町おこしニッポンにも通じる催しだったはずです。こちらの主催者も、やはり「健康と一体感」をテーマに掲げて、この記録挑戦を行なったようです。
ちなみに、これ、前記録保持者は、ニューヨークで達成された3098人でした。ニューヨークで達成された 「Phi Kappa Psi and Zeta Tau Alpha at RIT」でした。数字を見ると、今回、1500人以上が超えたことになりますね。
世界一の綱引き大会の映像!!
さて、こちらは、その動画です。 異国情緒も合わせてお楽しみください。
綱引きのギネス世界記録
意外にも、綱引きの世界記録というのは、多くは認定されていません。しかし、そんな中からも、認定にいたっている世界記録を紹介してみましょう。
まず紹介したのおは、凄さが伝わりにくいかもしれませんが、「1時間に最も引っ張られた綱引き(Tug of war, most pulls in an hour -3 teams)」という記録です。これは。1時間以内に3チームで綱引きをした回数を競います。1時間の制限時間内に、30人のメンバーが、425kgの重りを、80回ひっぱった記録になります。想像するだに苦行ですが、本人たちは、心をひとつにできて、きっと楽しかったはずです。
そして、日本からも綱引きの記録は生まれています。その記録とは、「最多国籍者による綱引きトーナメント( Most nationalities in a tug of war tournament)」です。ちなみに、この記録は、2014年11月1日に達成された50人、そして、この記録が達成したのは日本の組織で、立命館アジア太平洋大学 APU 校友会が別府で達成されたものでした。
綱引きのギネス世界記録、多くの人が考えそうで考えていない記録カテゴリーになるので、頭をひねって考えれば、世界をアッと驚かせる綱引き記録生まれるかもしれません。皆さんも考えてみては、いかがでしょうか?[編集部 スズ]