2018 FIFAワールドカップ本大会が始まって間もない第2戦で、早速ギネス世界記録が達成されました。

それは6月15日にエカテリンブルクで行われた、グループ Aのウルグアイ対エジプト戦でのこと。ウルグアイ代表の監督、オスカー・タバレス氏が「同じ国の代表監督としてFIFAワールドカップに参加した最多回数|Most FIFA World Cup appearances with the same national team by a coach」に認定されました。

現在は71歳のタバレス監督は、1990年、2010年、2014年のワールドカップで監督を務めました。2010年のトーナメントでは、準決勝戦進出を決めました。¥

タッチラインで目を凝らし続けて30年のタバレス監督は、「同じ国際的サッカーチームで監督として試合に挑んだ最多回数|Most games as head coach of the same international football soccer team」のギネス世界記録タイトルも獲得しています。

「マエストロ」とも呼ばれるタバレス監督……。彼にそのニックネームが付いたのは、サッカー選手としてのキャリアを追えた後、小学校の先生になったのが理由のひとつなのだとか。

監督としてピッチに戻ってくると、2011年には南米のサッカー選手権「コパ・アメリカ」で優勝するのみならず、2011年のFIFA世界ランキングでは4位に輝くという功績を残してきました。

ちなみに対戦相手のエジプト戦にも45歳のゴールキーパー、エサム・エル=ハダリ選手がベンチ入り。彼がピッチに入れば、ギネス世界記録タイトル「FIFAワールドカップで最年長の選手|Oldest player in a FIFA World Cup」と「FIFAワールドカップで最年長のゴールキーパー|Oldest goalkeeper in a FIFA World Cup」を達成するチャンスがありましたが、今試合では出場することなく、記録達成も見送りとなりました。

一方で、クリスティアーノ・ロナウド選手は、対ポルトガル戦で4大会連続ゴールを達成し、ペレ選手、ウーヴェ・ゼーラー選手、ミロスラフ・クローゼ選手と並びました。