花の市、鴻巣市の世界記録挑戦
2017年7月2日、埼玉県内にある鴻巣市立総合体育館で、ギネス世界記録への挑戦が行われました。同記録への挑戦を主催したのは、鴻巣北本青年会議所です。花産業が盛んな同市が挑戦することを決めたのは、まさに花にちなんだ以下の記録でした。
同時にブーケを贈り受け取った最も多いペアの数｜Most pairs presenting and receiving bouquets simultaneously (single venue)
参加する人たちがペア2人1組となって、ひとりが相手に、花のブーケを贈るという記録内容です。記録としてカウントされるのは、成功ペア組数です。成功として確認されるためには、合図にあわせて「渡し受け取る」行為をする必要があります。そして、これまでこの記録を保持していたのは広島県福山市でその記録数は、539組でした。
夜通し3日間かけて用意された794個の花
同記録挑戦は、鴻巣市立総合体育館で催され、同試みには、多くの市民が集ってきました。今回使用されたのは、鴻巣市花組合が育てた、根っこがついたままの「ルーティーブーケ」とよばれる花の苗を束ねたブーケで、マリーゴールドやサルビアなどの品種が用意されました。同記録挑戦における難しさのひとつは、根の部分から泥や土が完全にのぞかれていなければならない点です。この挑戦のために、主催者や協力者が取り組まなければなかなかったのは、夜通し3日間、準備をすることでした。市民が一丸とのぞんだギネス世界記録挑戦、その結果は、794組、見事にギネス世界記録達成となったのです。
市がひとつになっての記録挑戦、ギネス世界記録認定、おめでとうございました！
[編集部 スズ]