いよいよ今年も、クリスマスがやってきす!クリスマスイブの日にお届けするは『世界で一番大きなクリスマス』と題したエントリーは、過去に達成されたクリスマスにまつわるギネス世界記録の中から、「大きいもの」をご紹介してみたいと思います。まずはアメリカから始まり、ラトビア、フィンランド、ホンジュラス、イタリア、スリランカと、取り上げた国も様々です。バラエティ豊かなクリスマスの記録を、是非お楽しみください!

1) 最大のサンタ|Largest Santa  @ポルトガル

2016年12月12日に達成となったのは、最大のサンタ。最大のサンタの大きさは、21.08メートル、幅9.18メートル、奥行き12.62メートル。ポルトガルのアゲダという街で認定されることになりました。


2) 最大のジンジャーブレッドハウス|Largest gingerbread house  @アメリカ

クリスマスのチャリティで制作されたこの巨大な家は、なんとジンジャーブレッド製。ジンジャーブレッドというのは、生姜を使用した独特の味がする、ポピュラーなお菓子ですね。テキサスA&Mトラディションクラブが制作したその家のサイズは18.28x12.8x3.07メートルで、中に入って所定の料金を払うと、サンタクロースにも会えるという趣向です。収益金の約15万ドルは、近隣の子供向け病院に寄付されました。


3) クリスマスツリーを点灯する最大のカラクリ仕掛け|Largest Rube Goldberg machine lights up Christmas tree @ラトビア

サンタクロースの住む町、フィンランド・ラップランドに、史上最も長い子供たちのお願いリストが届けられました。8台のMINIで、イタリアのミラノから8つの都市を経由しながら3500kmを走破して集めた子供たちのお願いは、なんと25,318人分、合計75,954にもなりました。願いを書き記した巻紙を開くだけで1時間40分。世界平和を願うものから、お猿さんに無料で餌をあげてください、365日のサンタサービスをお願いしますなど、子供らしいお願いが満載でした。


4) 人で象った最大のクリスマスツリー|Largest Human Christmas Tree @ホンジュラス

ホンジュラスの首都、テグシガルパの大統領官邸前にある広場に集まったのは、2945人のボランティアと公務員。緑と赤の服を着た参加者がクリスマスツリーの形に並び、黄色の服を着た人々がツリーのてっぺんに位置する星を形作りました。政府の機関が主催したこのイベントは、クリスマスを祝うことで、人々の平和を願おうというもの。ギネス・ワールド・レコーズの規定に従い、6分間の静止時間を経て、見事世界記録の認定となりました。


5) 最大のクリスマス玉飾り|Largest Christmas Bauble Ornament @イタリア

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皆さんの家のクリスマスツリーにはどんな飾り付けをしているでしょうか?クリスマスデコレーションの定番と言えば赤・緑・金・銀など、様々な色と模様が施された「玉飾り」です。世界最大のクリスマス用玉飾りは、ご覧の通り直径4.58m、そして総重量は481kgに達するという巨大なもの。イタリア北部の町ラグンドで2014年11月に達成された記録です。


6)最大の人工クリスマスツリー| Largest Artificial Christmas Tree @スリランカ

Largest artificial Christmas tree
スリランカ最大の都市、コロンボはかつての首都で、同国の大企業のほとんどが本社を置く、経済都市でもあります。2016年のクリスマスシーズン、そのコロンボにある、海沿いの芝生緑地、ゴール・フェイス・グリーンに、世界最大の人工クリスマスツリーがお目見えしました。高さはなんと72.1m。その巨大さは、クリスマスイベントに集まった人々の目をおおいに惹きつけました。


『世界で一番大きなクリスマス』の記録の数々、いかがでしたでしょうか?

こうやって記録を改めて眺めてみると、国は違っても、クリスマスを最大限に楽しもうという人々の気持ちは共通だということが伝わってきます。クリスマスは子供から大人までが楽しめる、それ自体が『世界で一番大きな』イベントと言えるかもしれませんね。今回は「大きなもの」にスポットを当てましたが、皆さんなりにテーマを決めて、是非過去の世界記録を探してみてください。きっと新しい楽しみ方が発見できると思いますよ!