ア・ハッピーニューイヤー!今年の干支は、古くから人間の良き相棒である「戌(イヌ)」。ギネス世界記録ですので、元旦にふさわしく、スーパーアニマルの一員として私たちを驚かしてくれる“世界一”のイヌたちを一挙ご紹介します。ちなみに、トップの画像は記録タイトルは、犬がスケートボードで人間トンネルをくぐった最長記録|Longest human tunnel travelled through by a skateboarding dogです。日本で9月17日に生れた記録で犬のだいちゃんが、それまでオットーくん(ペルー、写真下)の30人という記録を33人で更新したときの写真になります。


Longest human tunnel travelled through by a skateboarding dog

■生まれながらの才能!?な記録

遺伝か、それとも環境に起因しているのか、身体に特徴があるというのは持って生まれた才能といえます

・最も小さなイヌ(Smallest dog living :height)

smallest dog

プエルトリコに暮らすチワワ“ミリー”は、背の高さが9.65センチ。現存するイヌのなかでは、最もミニチュアサイズです。9.65センチってどのくらいか!?マグカップくらいの大きさです。

・最も背の高いイヌ(Tallest dog)

Tallest dog

イヌの世界でも、一般的にはオスの方が背が高いものなのかもしれません。オスの“フレディー”の背の高さは、1.035メートル。メスの“リジー”は、96.41センチメートル。1メートルは、新聞を広げた対角線の長さくらいの高さです。犬種は、「優しい巨人」と呼ばれるグレート・デーンです。

・最もまつげの長いイヌ(Longest eyelash on a dog)

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イヌの世界でも、まつげが長いことは美の条件!?そんな自慢のまつげを持つのは、日本(東京)に暮らす“ランマル”。オーストラリアン・ラブラドゥードゥルという犬種で、可愛い目から17センチのまつげがビローンと伸びています。

・最も舌の長いイヌ(Longest tongue on a dog)

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セントバーナードの“モチ”は、18.58センチというとんでもない長さの舌の持ち主です。自分の舌を噛み切ってしまわないか、どうでもいい心配をしてしまいがち。

・最もうるさい吠え声(Loudest bark by a dog)

113.1デシベルで吠えられたら、周囲は迷惑かもしれません。しかし、ゴールデンレトリバーの“チャーリー”はギネス世界記録の舞台では、称えられる存在です。110デシベルが自動車のクラクションの騒音なので、飼い主は大変そう。

■努力でつかみ取った!記録

練習の積み重ねで成しえた記録は、飼い主との愛情さえ感じさせます

>・最も長い波に乗ったイヌ(Longest wave surfed by a dog)

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人間でもサーフィンというと尻込みしてしまうもの。そんなもの微塵も感じせず、たくましい姿を披露したのがカリフォルニア育ちの“アビー・ガール”。サン・ディエゴの波に乗り、10.72メートルもの距離を気持ちよさそうに進みました。

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・最も高くジャンプしたイヌ(Farthest jump by a dog)

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ジャンプはイヌへ教えるワザとしては定番中の定番。その頂点を極めたのが、“コティッティ”と“タズ”の2匹。偶然にも、9.44メートルジャンプして引き分けです。

・最も多くフリスビーをキャッチしたイヌ(Most flying discs caught and held in the mouth by a dog)

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公園へ出向くと、フリスビーをキャッチさせて光景をよく目にしますね。“ローズ”は、一度に1枚ずつ飛んできた7枚のフリスビーを口に入れておくことができるんです!キャッチするのでさえ難しそうなのに…。努力の賜物です。

■社会貢献する偉いイヌ!の記録

盲導犬を筆頭に、イヌという動物は人間界に欠かせません

・最もペットボトルのリサイクルに貢献したイヌ(Most bottles recycled by a dog)

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ラブラドールレトリバーの“タビー”は、2010年の時点で過去6年間、26,000本のペットボトルをリサイクルするお手伝いに貢献。飼い主とお散歩しながら、ペットボトルを集めて、つぶすという作業をやりとげたのです。なんとも、賢いイヌ!われわれ人間も見習わなくては。


・スカイダイビングで任務を行う初の密漁摘発犬(First skydiving anti-poaching dog)

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スカイダイビングに乗って、サバンナで象やサイの密漁を摘発するべく奮闘しているのは、ジャーマン・シェパード・ドッグの“アロー”。まさに、悪を駆逐するヒーローです。密漁摘発犬の条件である「服従・追跡・保護・発見」の能力が秀でているのだとか。

以上の11匹はまだまだほんの一部ですが、癒してくれる存在を超え、私たちに勇気を与え、社会にも貢献するイヌたちの多才な個性が垣間見られますね。

2018年はどんなスーパードッグが新たに記録認定されるのか。スポットライトが当たるのは、あなたのお家の、ご近所の、イヌかもしれません!