「缶ヘッド(Canhead)」の名で知られるアメリカ人のジェイミー・キートンが、「Most drinks cans placed on the head using air suction(空気の吸着力を利用して頭に飲料用缶を吸い付ける最多記録)」という類まれなる才能によって、新たにギネス世界記録を樹立しました。今年上旬にCCTVの企画で北京にて開催されたギネスワールドレコーズスペシャルチャレンジでは、なんとびっくり仰天、8個もの缶を頭にくっつけたのです。


Can Head certificate


ジェイミーが今回のタイトルを得るには、缶をひとつずつ空気圧の力で頭にピタっと密着させ、8個くっつけたのちに最低でも5秒間静止状態を保つことが求められていました。

 
 

缶ヘッドがこの異例なスキルを初めて身につけたのはちょうど7歳の時で、おもちゃが手に吸い付いたことを発見したのがきっかけでした。実際、彼は多種多様なアイテムを全身に吸い付けることができ、さらには、頭にのせた缶から飲み物を注ぐことだってできちゃうんです。


なぜこのような特殊な体なのか疑問に思った彼が医師にたずねたところ、驚くべきことに、彼の皮膚の毛穴は酸素を吸い上げる特性があるとか。


Can Head eight cans


ジェイミーはこの才能があるおかげで、「エレンの部屋」や「ザ・レイトショー withジェームズ・コーデン」などさまざまなトークショー番組に取り上げられるようになり、ジョージ・クルーニーやアダム・サンドラ―らA級セレブと会うことができたそうです。


以下、ジェイミーがギネスワールドレコーズに寄せたメッセージです。「ギネス世界記録を達成して以来、皆が僕のことを認識してくれるようになった。僕の人生でそんなことが起こるなんてきわめて驚異的だよ」。


Can Head pouring drink