書籍『 ギネス世界記録 2017 』掲載!

※当エントリーは、発行時点の情報です

熊本県熊本市でギネス世界記録、誕生!

 
2016年4月、熊本県熊本市で、ギネス世界記録が誕生することになりました。
世界一へと輝いたその記録とは、折り紙でカエルを折る記録です。
 
記録名は、折り紙で折った蛙の最大の展示(Largest display of origami frogs)
 
この記録挑戦のために会場である
熊本市こども文化会館(熊本県熊本市)に集まったのは、
のべ238人の子どもたちでした。

同記録挑戦は、「第2回 肥後っ子わくわく祭(3日間)」の
1企画として実施されたものでした。

こちら、記録を達成するために必要だった数は、
1500個以上の折られたカエルです。
 
参加者には子どもが多いだけに
子どもたちにどうやって折り方を教えるのか?
 
これは、この手の子ども参加型イベントの大きな課題でもあります。
それを、この記録に挑戦した主催者は、
「(予めつくった)見本を展示する」という方法で乗り切ったのでした。
 
子どもたちは、この見本を見ながら、
親、職員、ボランティアの人と一緒に折り紙を作成します。
 
当日、この折り紙がはじまったのは、朝9時、一時終了したのは14時でした。
5時間もの間、みんなで共同作業をした形になります。
 
ここで、ギネス世界記録公式認定員が、第1回目として、
折られた折り紙カエルの数を数えます。
 
その結果は,1441個……。
 
89個分の折り紙がガイドラインで決められた折り方と異なっていたため、
失格となってしまいました。

 

ギネス世界記録は、日本全国の地域活性のキッカケとなる世界への挑戦を応援しております。

 

2回目の挑戦、折られたカエルの折り紙の数は?

 
これに対して、チャレンジャーは、あきらめることなく
2回目の挑戦を行ないます。
 
失格となってしまった折り紙の原因を確認し、
折り紙を折り直すこと、約1時間。
 
遂に、ギネス世界記録達成となったわけですが、
その数は、1,587個!
標準記録として設定されていた1500個を
87個超える記録となったのでした。
 
多くの仲間たちの心がひとつになった瞬間、
きっと子どもたちも、挑戦する喜びや、
みんなで一緒にひとつのものをつくる喜び、
存分に楽しんだのではないでしょうか。
 
ギネス世界記録への認定、おめでとうございました!!
 
 
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ギネス世界記録の公式認定員ジャスティン・パターソンに祝福を受ける。
 
 
 
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こうしてひとつひとつ丁寧に折られたカエルがモザイク画のように描かれていく。
 
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子どもたちをサポートするのは、親、教員、ボランティアである大人たち
 
 
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蛙で蛙の絵を描く。
 
2016年9月8日発売『ギネス世界記録2017』には、様々な記録を収録しています。詳細は、コチラへ。


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