天草五橋の開橋50周年

熊本にとっての最も大きな離島だあった天草諸島が、天草五橋につながったのは、ちょうど50年前(2016年時点)のことでした。
 
この橋がかかったお陰で、経済と文化の両面で大きな交流が生まれたことは言うまでもなく、橋は、熊本県民また天草市民にとって、とても大切な存在です。
 
9月25日に行われた「Hand in Hand」は、橋の開通50周年を祝い、また熊本地震からの復興の願いも込められ、橋の片側を封鎖されて催された大イベント。
 
ギネス世界記録への挑戦は、同イベントのなかで執り行われたものです。
 
ですから、地域の人たちの気持ちをひとつに合わせて、何としてでも記録達成をしたい記録挑戦でもあったわけで、
ここに注がれる熱量には、非常に大きなものがあったわけですね。
 

最も長い指切りチェーン 、指切りげんまんで繋がる記録、その記録の推移

挑戦したのは、「指きりげんまんを行った人々の最も長いチェーン | Longest Pinky Swear Chain 」という記録です。
 
この記録挑戦は、日本国内で非常に人気の高い記録で、記録保持者も、前記録保持者も日本で認定されたひとたちでした。
 
しかし人気があるということは、当然、それだけ壁となる数字は高いということにもなります。数字の推移を見てみると以下の通りです。
 

【 同記録の歴史 】

 
2014年7月29日 | 331 人(Mt. Tsurugi Summit World Record Attempt Executive Committee)
2015年5月23日 | 695 人(Kansai Urban Workers Union)
2015年5月24日 | 785 人(Meridian Health)
2015年11月8日 |852 人(Marubeni Employees' Union, Marubeni Employees' Union)
2015年12月1日 | 1,343 人(Pfizer Japan Inc. Global Established Pharma)
 
 
今回は、数字が4桁を超えてから初めて挑戦です。それだけ難易度は高くなっています。
 
 
pinky-swear-chain 

過去への感謝と未来への絆、集まってきた数、2,267人!!

 
しかし、ここに参加したのは、2,267人、そのうち審査の結果として認定対象としてカウントされたのは、なんと1,658人です。
 
そう、見事、ギネス世界記録への認定となったのです!人気記録での認定、おめでとうございます!
 
集まった大勢の参加者の心がひとつになったようで、彼らはつないだ手を上下に振って、「ありがとう天草五橋 がんばろう熊本」のセリフを何度も唱えておりました。
 
この記録挑戦がひとつの起爆剤となり、同地の人たちの心が改めて繋がれ、未来への絆が深まれば、これほど喜ばしいことはないと思います。
 
 
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記録名:指きりげんまんを行った人々の最も長いチェーン | Longest Pinky Swear Chain
記録達成:2016年9月25日  
記録保持者:天草地域観光推進協議会 (Japan) 
記録:1,658人