今回、認定されることになったのは、「同一司会者によるトーク番組の最長放送(Longest running TV talk show hosted by the same presenter)」という記録。 同番組がはじまったのは、1971年1月31日のこと、それから44年と127日間(6月2日時点)を経て、今回のギネス世界記録への認定へと至りました。

■ 文枝師匠、世界記録へ

今回、認定されることになったのは、「同一司会者によるトーク番組の最長放送(Longest running TV talk show hosted by the same presenter)」という記録です。

同番組がはじまったのは、1971年1月31日のこと、それから44年と127日間(6月2日時点)を経て、今回のギネス世界記録への認定といたったわけです。

朝日放送によって、毎週放映されて同番組に出演したカップルは4000組以上にのぼり、結婚したばかりの彼らから面白いエピソード、感動するストーリーなどを引き出す番組として、日本中で多くの人に愛されてきたものです。

■ 文枝師匠の涙

文枝師匠にとっては、ギネス世界記録へ認定されることが長年の夢だったそうで、ようやく悲願が叶えられた形になります。認定を行なった公式認定員 石川佳織は、「桂文枝師匠は、記者たちの前でずっと冗談を言っていたのに、認定証贈呈になり、文章を読み始めたら涙をためはじめて、最後は本当に大泣きしていました。認定員として、改めて、世界一になることの素晴らしさを感じました。」と語っています。

■ タモリさん、黒柳さんと世界に並んで

ちなみに、ここ数年でギネス世界記録の認定を受けた司会者では、タモリさん(『笑っていいとも』)、黒柳徹子さん(『徹子の部屋』)がいましたが、彼らとの記録が、どう違うのか、以下に説明を添えたいと思います。

◇エピソード数で数えた黒柳さんの記録

黒柳徹子さんが「徹子の部屋」で認定を受けた記録は、エピソード数で数えられる記録で「同一の司会者によるトーク番組の最多放送回数世界記録(Most TV talk show episodes hosted by the same presenter)」という内容で、10,000回が認定される形になりました。この記録は、今回の文枝さんの記録に「同一司会者」という点と、「トーク番組」という点でかなり類似性の高い記録と言えそうです。

◇生放送バラエティというくくりの記録

さらに、タモリさんが認定された記録を紹介してみると、こちらは、「最も多く放映された同一司会者による生放送バラエティ番組」ということになります。こちらは、8001回の放送を記録され、認定に至ったもの。「同一司会者」「最も多く(エピソード数)」「生放送バラエティ番組」という3つの軸で認定となった記録です。

◇今回の最長記録

以上の2つの大記録と比較してみると、今回の記録は、「放映期間である44年127日」という期間が、認定の軸になっており、それ以外の要素として、「同一司会者」が「番組」を「長く続けた」という観点からは、非常に類似性がある記録ということができます。やはり偉大な記録ですね。



文枝師匠の胸には、この44年間のことが、走馬灯のように浮かんでいたようで、色々なことを思い出しては、目に涙を溢れさせていたのですね。現場には、1997年から現在に至るまでのパートナーをつとめるタレントの山瀬まみさんもおり、共に認定を祝福していました。


桂文枝さん!! ギネス世界記録の認定、本当におめでとうございました!!


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