2015年ギネス世界記録の日を祝って、11月8日、ペルーの首都リマではブルドッグのオットーくんが新たな記録に挑戦してくれました。成功を収めた種目名は、「スケートボードに乗った犬が通る最長の人間トンネル(Longest human tunnel travelled through by a skateboarding dog)」でした。
今年3歳になったイングリッシュ・ブルドッグのオットーくんは、30人全員が同じ方向を向いて足を広げて作ったトンネルの間を、得意なスケートボードに乗り、颯爽と通り抜けました。もちろん人間の助けは借りず、オットーくんの技だけで今回の記録を成し遂げました。
オットーくんがトンネルを抜ける姿をごらんあれ
動画を見ていただくとわかるのですが、オットーくんが前足でボードをける姿は何とも雄々しいのです。レース後の可愛らしい表情とのギャップもたまりません。
そんなキュートなオットーくんがギネス世界記録に挑む姿を見ようと、たくさんの人が集まって応援してくれました。オットーくんのスケートボードさばきはギネス界では有名で、まさにタレント犬なんです。
公式認定員のクリステン・オットは、オットーくんの息をのむような挑戦を間近で見て感激し、公式認定書を授与しました。
スケボー犬ティルマンくんを追悼
オットーくんの飼い主、ルチアナ・ヴィアーレ氏とロバート・リカード氏は、「スケートボードが得意な犬」として人気のあったブルドッグのティルマンくんが10才で亡くなったという事実をビデオで知り、ティルマンくんを讃えるために今回の挑戦を決意したそうです。
オットーくんは、ティルマンのように、スケートボードだけでなくサーフィンやスキムボードの才能に溢れる犬。
今回の挑戦に挑んだ理由は、スケートボードに乗ったオットー君が、ルチアナ氏に向かって猛スピードで駆け寄り、足を広げたらまんまと苦労なく通り抜けたエピソードに端を発します。
飼い主のルチアナ氏とロバート氏は、「オットーを通じて知り合う素晴らしい友人たちに感謝するわ。」と語り、今回の記録樹立の喜びをあらわにしました。
さて、「うちで飼っているワンコ、スケートボードならお手のものさ。」というそこのあなた、オットーくんの記録破りに愛犬を出場させてみませんか?次なるヒーロー犬の登場を楽しみにお待ちしております。